ギリシアの世界遺産 世界遺産★人類が共有すべき普遍的な価値



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アクロポリス遺跡(ギリシア)

ギリシアには、ユネスコに登録された世界遺産が14件あります。なかでもギリシア古代遺跡のハイライトは、アテネのアクロポリス神殿でしょう。これは、人類文明の遺産といっていいのではないでしょうか。

アクロポリスとは、「高い丘の上の都市」という意味です。ここには、古代の聖地、神殿が建てられて地です。また、ポリス、つまり(都市国家)の要塞としての意味も果たしていました。

現在、アクロポリスへは比較的楽にアクセスできます。路線バス、市内観光バス、それに各ツアーの貸切バスなど・・・。でもやっぱりお勧めは?テクテクと・・・いえ、ゆっくり、のんびりと歩いていくのがいちばんではないでしょうか?

アテネ中心部、できればアクロポリスの周辺に宿を取り、街並みを散策しながらゆっくりとアクロポリスに入っていってはどうでしょう?ちなみに、アクロポリスの入場券はディオニオス劇場、ゼウス神殿、ローマン・アゴラ、古代アゴラ、ヘファイスト神殿、アタロスの柱廊博物館、ケラミコス遺跡、といった名だたる名所の数々に入場可能です。

アクロポリス駅からでもいいですが、ちょっぴり運動もかねて、ビクトリア駅から南へ、オモニア広場へ向かい、アナティナス通りを抜けていくとローマン・アゴラ、古代アゴラに出ます。アクロポリスは丘の西側が入り口となっていますので、そこから西へとまわり、丘へ入っていくと現代から古代へと悠久の歴史を自由に旅できるのではないでしょうか?!

アクロポリスは、以下の登録基準が認められ、世界遺産として登録されました:
基準1:人類の創造的天才の傑作を表現するもの。

基準2:ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

基準3:現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。

基準4:人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。

基準6:顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。

デルフィの遺跡(ギリシア)

アテネから北西へ約170km行くと、古代ギリシア宗教の中心部として栄えたデルフィがあります。

ここを訪れると、今でも、その神々しい聖域としての雰囲気をしみじみと感じます。古代ギリシアにあこがれてギリシアを訪れた人は、是非、このオリーブ畑の広がる聖地に足を踏み入れてみてはどうでしょう。

デルフィは古代ギリシアの都市国家、ポリスでした。現在ここはデルフィの遺跡として、1987年 ユネスコの世界遺産「文化遺産」に登録されています。

デルフィの遺跡は、アポロン神殿を中心とする神域と、都市遺跡からなります。
パルナッソス連山の懐に抱かれ、遠くにはコリンティアス湾を望むこの地では、かつてアポロンの神託が行われました。

神託というのは神のお告げです。全盛期は紀元前6世紀頃でした。デルフィの神託は、ギリシア神話にも登場します。また、「オイディプス王」の伝説にも登場しています。

デルフィの遺跡は、世界遺産登録基準の1,2,3,4,6を満たしているとして文化遺産リストに登録されました:

基準1:人類の創造的才能を表現する傑作。

基準2:ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

基準3:現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

基準4:人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

基準6:顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。

アポロン神殿には、「大地のヘソ(オンファロス)」とされた石があります。ここで神託がおこなわれていたのです。古代ギリシアにおいて世界の中心であったここデルフィは、世界のヘソ「中心」としてあったのです。

文化遺産・複合遺産(ギリシャ)

ギリシャの首都アテネで2004年の夏、開催された夏のオリンピック。
21世紀になって初の夏季オリンピック、しかも1896年の第1回近代オリンピックがアテネで開催されて以来、実に、108年ぶりの里帰りとあって、世界中の注目を集めたオリンピックでした。

199カ国、1万人以上のアスリートが参加しました。

地中海は、はるか昔から、人と物が行き交ってきました。
ギリシャ、正式にはギリシャ共和国は、バルカン半島の最南端に位置します。その悠久の歴史を背景にギリシャには、数多くの貴重な歴史遺産が存在し、ユネスコの世界遺産に登録されています。

全部で16件、そのうち、文化遺産は14件、複合遺産が2件、自然遺産はありません。

●文化遺産
バッセのアポロ・エピクリウス神殿 - (1986年)
デルフィの考古遺跡 - (1987年)
アテネのアクロポリス(パルテノン神殿) - (1987年)
テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群 - (1988年)
エピダウロスの考古遺跡 - (1988年)
ロードスの中世都市 - (1988年)
ミストラス(ミストラ) - (1989年)
オリンピアの考古遺跡 - (1989年)
デロス島 - (1990年)
ダフニ修道院、オシオス・ルカス修道院、ヒオス島のネア・モニ修道院 - (1990年)
サモス島のピタゴリオンとヘライオン - (1992年)
ヴェルギナの考古遺跡 - (1996年)
ミケーネとティリンスの考古遺跡群 - (1999年)
神学者聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟を含むパトモス島の歴史地区 (ホーラ) - (1999年)
ケルキラ歴史地区(コルフ歴史地区)-(2007年)

●自然遺産
なし

●複合遺産
アトス山 - (1988年)
メテオラ - (1988年)

東はエーゲ海、西はイオニア海、南は地中海に囲まれ、イギリスやドイツなど、冬が長く厳しい国々の人たちからは憧れのリゾート地です。

とはいえ、真冬でも泳げるというわけではありませんし、地域によっては雪も積もります。
しかし、観光客でごったがえす夏をあえて避け、秋から冬にかけてギリシャを訪れてみると、これらの歴史的な遺産をゆっくりと落ち着いたなかで見ることができるのではないでしょうか。